遠投カゴ釣りに最適な錘負荷 |
遠投竿の錘負荷 |
メーカー表示だけ見ても、錘なのかカゴ(コマセ含む)が不明記いなっています。 |
実際の錘負荷とは、これ試さないと分かりづらいと思います。 |
例えば、 |
メーカー表示の竿の適合錘負荷 |
・3号竿 : 最小6 〜 最大12号 |
・4号竿 : 最小8 〜 最大16号 |
だいたい上記の範囲での表示だろうと思います。 |
上記の適合錘負荷にカゴやコマセの重量は含まれるのか? |
明快に表示しているメーカーは無いと思います。 |
結論から、 |
飛距離からみた適合錘負荷は、錘+カゴ ≒ 最大適合錘負荷。 |
具体的には、 |
3号竿で錘負荷最大12号であれば、3.75(1号)X12号≒45g |
この45g+コマセ重量が、飛距離が伸びている感じです。 |
もっとも、ハンドメイドの遠投かごでの飛距離です。 |
4号竿のかご錘は、10〜12号で十分な飛距離が出せるはずです。 |
市販カゴでは、コマセ容量が倍になるので、バランスをとるうえで錘負荷を増やすと、 |
私の場合は飛ばなくなります。 |
遠投かご釣りでかご錘は、重くした分だけ飛距離が伸びるか? |
私の結論から、答えは「No,」です。 |
※ 抵抗とバランスと他細部 |
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遠投カゴ用の「かご錘」 |
カゴ釣り専用の竿の錘負荷は、錘の表記があるだけで、けっこう曖昧な気がします。 |
カゴ本体重量+錘重量+コマセ量(重量) |
カゴ本体のサイズにより、コマセ量も異なって来ます。 |
過程は省略しますが、 |
カゴ錘は、竿の最大錘負荷より小さい錘を使う。 |
3号竿なら、自作カゴで錘5〜最大7号前後で十分に遠投が可能です。 |
市販カゴに同じ重さの錘を使うと、自作カゴの2倍のコマセが入る為、余計に重くなります。 |
私の場合は、重くなった分だけ振りが重くなる為、自作カゴの飛距離より縮みます。 |
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下記は、遠投カゴを作り始めた2007年頃からのカゴ錘の変遷(左から右の順)です。 |
飛距離が伸び始めたのが、2008年後期からの右から25g・28gの2個です。 |
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何の錘かというとシンカーです。 |
初期は鉛のシンカーでしたが、右2つは鉄製・真鍮製です。 |
違いは、鉛製は外形が凸凹(変形)しやすいので滑らかさがない。 |
25g鉄製と28g真鍮製の違いは、どちらも滑らかですが、ストローク長です。 |
シンカーは、気に入ると纏め買いをするので、鉄製の方は以後廃版に、真鍮は2018年時点でも販売されてます。 |
ストローク長が長い方が、コマセを詰め込む時に入れやすく、短いと入れにくいです。 |
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上記、左側左2製品 : |
センターの穴は、2mm弱になります。 |
芯棒に 2mm を使う場合は、ドリルの芯を 2mm にして削り直して使います。 |
私の場合は、芯棒 1.8mm では投げた時に芯棒が歪む為、芯棒は 2mm を使っています。 |
シンカーのセンターの穴の径と芯棒の太さは、同じであれば問題なく瞬間接着剤で固着出来ます。 |
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上記 右側2製品 : |
右側2番目 : 胴長約 25 mm、穴径 約 3.0 mm 、穴を加工する芯棒を加工する必要がある為、断念しました |
右側1番目 : 胴長約 30 mm、穴径 約 2.5 mm、穴か芯棒の微調整が必要&胴長部分の面取りが必要です。 |
※ +作業の加工が必要になり、奨めません。 |
※ 鉛は、変形するのでこちらも奨めません。 |
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カゴ錘 |
カゴに用いる錘です |
胴は円筒&先端は円錐(下記左側)の様な形状の錘を使用します。 |
錘の胴部分の長さが、カゴの上下のスライド長になります。 |
注意したいのは、カゴの長さとコマセ重量とカゴ錘のバランスです。 |
コマセを詰めた状態で、カゴのバランスが錘側にないと、空中でバランスを崩します。 |
また、錘が軽いほど、カゴの先端よりにバランスが来るように錘の幅と長さを考えます。 |
※ カゴと錘のバランスについては、自作カゴの製作を参考にして下さい。 |
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◎赤い線の範囲について、
1、円柱(筒状)であること。 ※以下、胴長と呼びます。
2、胴長の長さは、カゴが上下に開く間隔になります。
3、胴長が長い方が、
・コマセを入れやすい。
・オキアミなど大きめをコマセにする時など。
4、胴長が短い方は、
・錘をセットする際に下カゴとの工夫や微妙性が必要。
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芯棒 |
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カゴの芯棒の太さ : 1.8〜2.0mm
私の場合は、2.0 mm を使っています。
理由は、投げた時に変形した為です。
飛距離 80 m 位なら1.8 mmで大丈夫です。
ステン棒の強度にもよると思いますが。。
天秤用は、2種類で構成。
軸棒 : 1.4〜1.6mm、枝棒 : 0.6 〜 0.8 mm
N.T.SWIVEL ステンレスライン |
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